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活躍するKUIS在外公館派遣員たち(Vol.11/ジッダ)

“活躍するKUIS在外公館派遣員たち”というテーマで、赴任中または帰国後の様子を紹介するシリーズ第11弾。

元在ジッダ日本国総領事館派遣員(サウジアラビア)の田中健也さんをご紹介します

田中健也さん(国際ビジネスキャリア専攻3年)
※2019年3月現在の情報です

人生で一番濃かった波乱万丈の冒険

海外で数年間勤務できるということに魅力を感じ派遣員を目指そうと決めた頃から僕の人生は180度変わりました。私は姉妹校?神田外語学院から編入学し、最初の時期は何の目標もなくただ勉強をしていて、ゴールのない道を歩んでいました。しかし、大学の友達から『在外公館派遣員制度』を知って、この制度は自分の将来に何か大きなきっかけを作ってくれるのではないかと思い本気で目指そうと決めました。

試験の結果、幸運にも合格させて頂きサウジアラビアの在ジッダ日本国総領事館に赴任しました。サウジアラビアと聞くと少し危ないイメージがあると思っていましたが、実はそんな事はなく治安がとても良い国でした。夜一人で出歩いても問題はないですし、2年間で勤務で危険な事は一度もありませんでした。最初の一年は大変な事がたくさんありました。海外で初めての一人暮らし、初めての仕事。誰も知り合いがいない、助けもできない。まさに砂漠の中に一人ポツンと置かれた状況でした。しかしながら、日本人職員や現地職員に支えられ、仕事もプライベートも上手くいくようになりました。海外生活や勤務に慣れてきてから、自分にも余裕が生まれ、仕事がない日は勉強したり在留邦人の方々とスポーツしたり楽しく過ごす事ができました。さらに、海外旅行にもたくさん行きました。様々な国に行き、いろんな風景、匂い、人を見てきて、日本にはない海外の魅力をさらに感じました。

この2年間は僕にとってまさに冒険でした。全ての出来事、経験が初めてだったからです。そして、自分の価値観や人生観がものすごく変わりました。自分自身について、日本について客観的に考える事ができました。数年間の海外勤務は想像と違い少し大変な事があると思います。しかしその分得られるものがものすごくあります。海外は私たちの人生において新たな道を導いてくれます。人生の中で数年間、海外に身をおいてみてください。それは日本にいる数年よりも確実に貴重で濃い数年間だと自負します。次はあなたの番です。

サウジアラビア王国(Kingdom of Saudi Arabia)

【外務省HP/一般事情より】
1. 面積:215万平方キロメートル(日本の約5.7倍)
2. 人口:3,294万人(2016年世銀)自国民:73% 外国人:27%(出身別:アジア20%、アラブ6%、アフリカ1%、ヨーロッパ1%以下)
3. 首都:リヤド
4. 民族:アラブ人
5. 言語:アラビア語(公用語)
6. 宗教:イスラム教